みづゑのかがやき十選(10) 中西利雄「森のカフェ」
茨城県近代美術館美術課長 山口和子

美の十選
2019/7/29付
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日本経済新聞 朝刊
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低迷していた水彩画界に、昭和に入って新風を吹き込んだのが、後に「水彩画の革新者」と呼ばれた中西利雄だ。

小学生の時に水彩画の魅力を知った中西は、中学時代、本格的に水彩画を学び始める。

大正11年(1922年)、東京美術学校に入学するが、アカデミックな美術教育の中で水彩画が教えられることはなく、また油彩画より一段低く見られてもいた。

しかし中西の水彩画への思いは強く、学外の友人たちと研究グループ(…

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