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稲森佑貴プロが語る「ドライバーショット」

2019/7/25付
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「どうして曲がらないのか?」。ツアーで4年連続フェアウエーキープ率1位の僕はプロアマ戦ではゲストの方から十中八九こう聞かれ、「フェース面が変わらないように」とアドバイスしている。クラブを握った自分の体が茶筒のような円筒に収まり、円筒形の枠内で左右に動かないように回転するようイメージ。スイングプレーンがしっかりすれば、曲がりにくくなると思う。

ジュニア時代はショットを曲げると父に厳しく叱られたので、曲がらないスイングを自然に体で覚えたのかもしれない。実家の練習場は奥行きが160ヤードで、ネットには「2」「5」「0」の表示板が張り付けてあった。ドライバーショットの弾道がその高さでネットに当たれば、250ヤード出せる想定だ。中学生になると、「2」「5」「0」の表示板に全部当てる練習をゲーム感覚でやっていた。

より遠くへ飛ばすためには、クラブヘッドを走らせる意識が大切だ。素振りをして、ボールの先で「ビュン」と音がするように。トップでは力を入れず、ボールの先を振り抜くイメージだ。まずはしっかり体を回転させてパーン、パーンと軽く振り、フェースの芯に当たったときの感触を覚えてもらいたい。この角度、タイミングで振れば芯に当たって飛んでいくな、と手応えをつかんだら、だんだん振りを強くしていく。

飛距離アップには、スイングの再現性を高めミート率を上げるとともに、体の柔軟性を保ちつつトレーニングによって体幹や下半身強化など、筋力アップを図ることも大切だ。僕もジムに通ってスクワット、ランジや徐々に負荷を上げながら筋トレを行っている。僕のヘッドスピードは平均47~48メートル毎秒で、最大53メートル毎秒。ヘッドスピードを上げ、飛距離を伸ばすには、トレーニングは欠かせない。

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