みづゑのかがやき十選(4) 大下藤次郎「檜原湖の秋」
茨城県近代美術館美術課長 山口和子

美の十選
2019/7/19付
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日本経済新聞 朝刊
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その他

明治後期における水彩画ブームの背景には、大下藤次郎らが中心となった水彩画の普及活動が果たした役割も大きい。

水彩画の愛好者が増えてきた明治34年(1901年)、大下はその入門書『水彩画之栞』を刊行。道具の揃(そろ)え方から技法まで分かりやすく記された同書は、大ベストセラーとなって版を重ねた。

明治38年(05年)には水彩画の専門雑誌『みづゑ』を創刊。さらには仲間たちと水彩画の教育施設を開くととも…

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