みづゑのかがやき十選(3) 三宅克己「ニューヘブンの雪」
茨城県近代美術館美術課長 山口和子

2019/7/18付
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日本経済新聞 朝刊
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三宅克己は明治30年代後半からの水彩画ブームを牽引(けんいん)した画家のひとりである。彼は明治20年代に来日した本場イギリスの水彩画家たちの作品に衝撃を受け、水彩への思いを強くする。やがて西欧への留学を考えるが、資金がない。ではどうしたか。

三宅は当時、日本の風物を描いた水彩画が外国人観光客への土産用、また輸出用として人気を得ていたことに着目。各地の風景を水彩画で描いて持参し、現地で売って留学中…

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