みづゑのかがやき十選(1) 五百城文哉「日光陽明門」
茨城県近代美術館美術課長 山口和子

2019/7/15付
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日本経済新聞 朝刊
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幕末から明治初頭に受容が始まり、明治30年代後半に大ブームとなった水彩画(みづゑ)。昭和初期に至るまでのその展開を、多様な作品とともに辿(たど)ってみよう。

この作品に描かれている場所を知らない人はまずいないだろうが、作者の五百城文哉(いおきぶんさい)を知っていたら、なかなかの美術通だ。

文哉は幕末に水戸で生まれ、上京後、日本洋画の先覚者である高橋由一に学んだ。博覧会等への出品、各地への旅行を…

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