金関連の純資産額 首位は「三菱UFJ純金」
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金価格が上昇している。ニューヨークの金先物は7月初旬に約6年ぶりの高値を付けた。米中貿易摩擦による世界景気の減速懸念などから「安全資産」としての需要が増えている。金関連の投資信託の純資産額をランキングした。

金関連ファンドには大きく2つの種類がある。1つは金の先物や上場投資信託(ETF)などに投資するもので、金価格との連動性が高い。純資産残高トップの「三菱UFJ 純金ファンド」はこのタイプで、金のETF「純金上場信託」に投資する。このETFは現物の金の裏付けがあり、国内取引所の金価格を反映する。
もう1つは金の採掘や精錬などを手掛ける企業の株式に投資するものだ。3位の「ブラックロック・ゴールド・ファンド」や4位の「ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンA」が該当する。金関連企業の株価は金相場に連動する傾向があり、金価格の上昇・下落幅に比べ大きく動きやすいとされる。
(QUICK資産運用研究所 清家武)
