2019年9月22日(日)

日本のグローカルアート十選(5) 河井寛次郎「竹製家具」
武蔵野美術大学教授 新見隆

美の十選
2019/7/5付
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日本経済新聞 朝刊
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大正末期から、ローカル(地域的)なものに魅せられて、それに世界性、つまりグローバルな普遍性を認めた人たちがいる。宗教哲学者、柳宗悦を中心とした民芸運動の作家たちだ。彼らが愛し収集したのは"周縁"の地の文物。朝鮮、沖縄、アイヌ民族の作り物だった。そして、日本中の民衆による名も無いふだん使いの雑器、工芸だ。

異形で大胆な器。それにかけた奔放な、打ち掛けのような釉薬(ゆうやく)で知られる陶芸家、河井寛…

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