「遊牧民は草原の全てを知る」 馬で駆けて知った実像
モンゴルにほれ込み四半世紀 交流続ける 西村幹也

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2019/7/5付
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日本経済新聞 朝刊
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ろうそくの明かりだけが頼りの暗闇の中、90歳を過ぎた老女が2時間余りも太鼓を鳴らし、歌い踊る。モンゴルの遊牧民が新しい場所に移ったとき、同地の精霊の許しを得るための儀式だ。

文献でしか知られていなかったが、1995年、幸運にも居合わせた。神や精霊などを大切にする彼らの生活の一端に触れた時間だった。

モンゴル高原やゴビ砂漠、ハンガイ山脈など北方アジアには、モンゴル人やカザフ人、トゥバ人など多様な遊…

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