2019年8月23日(金)

年功序列型の賃金とは 日本型経営「三種の神器」
きょうのことば

経済
法務・ガバナンス
2019/7/3付
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▼年功序列型の賃金 日本企業では、決まった初任給を基礎に、社員の勤続年数や年齢によって賃金が上がっていく仕組みが主流だった。能力給・職務給が中心の外国企業には例が少ない。終身雇用、企業内労働組合とあわせて、日本型経営を支える「三種の神器」とされてきた。

人事評価や賃金体系が明確で、教育費がかさむ子育て世代が安心して将来設計ができる利点がある。企業に対する帰属意識も高まりやすく、日本企業の競争力の一つとされてきた。労働政策研究・研修機構によると、日本は欧州に比べ就業年数に応じた賃金上昇率の伸びが大きい。

ただ少子高齢化などで企業の人件費負担は重くなる。企業の間では、より仕事の成果や内容に基づいた待遇に見直す動きが広がる。オリンパスは今年4月から管理職約1800人を対象に「ジョブ型」の人事制度を導入し、年功色を廃して右肩上がりの給与体系をなくした。同じ仕事をしていれば雇用の正規・非正規に関係なく、同じ待遇で報いる「同一労働同一賃金」の導入議論も進んでいる。

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