/

この記事は会員限定です

日本のグローカルアート十選(3) 亀山全吉「ブルースカイ」

武蔵野美術大学教授 新見隆

[有料会員限定]

筆者の故郷は尾道だが、世に流布した観光地のイメージと実態にはズレがある。故郷出奔者には、銘々の身体の記憶にしみ込んだ「幻のふるさと」がある。

そんなふるさとを一人ただぼーっと歩いて、彷徨(さまよ)って、自分の身体で呼吸した町を描いた、全吉さんがいた。下手ウマのなぐり描きにみえるが、清々(すがすが)しい逸品だ。抽象とも具象とも言える。

林芙美子の「放浪記」や志賀直哉の「暗夜行路」、小津安二郎や大林宣...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り308文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン