かかりつけ医とは 欧州では専門医へのゲートキーパー
きょうのことば

2019/6/25付
保存
共有
印刷
その他

▼かかりつけ医 患者が継続的に診察してもらう医師。日本医師会などは(1)なんでも相談できる(2)最新の医療情報を熟知している(3)必要な時に専門医を紹介できる(4)身近で頼りになる(5)地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師――と定義している。「家庭医」として定着している欧州では、専門医への取り次ぎを選別するゲートキーパーとしての機能を持つ。

旧厚生省は1980年代に家庭医の制度化に乗り出したものの、医師会の反対などで頓挫した経緯がある。英国のようにゲートキーパー制度を設けようとしていると受け止められ、医師会は「医療費抑制策」と反発した。

ただ政府の社会保障制度改革国民会議が2013年にまとめた報告書は、「緩やかなゲートキーパー機能を備えたかかりつけ医の普及は必須」とした。近年は病院勤務医の過重労働も問題視されるようになり、かかりつけ医と専門医の役割を明確にする機運が高まっている。

【関連記事】
かかりつけ医を定額制に 過剰な診療抑制 厚労省検討
紹介ない初診は追加負担、対象病院拡大へ
診療所チェーン、新興勢が伴走 事前問診やカルテ共有
オンライン診療、申請1%止まり 対象狭く普及進まず
透析中止で波紋 専門家「患者の意思、最後まで確認を」
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]