江藤淳は甦える 平山周吉著 幅広な批評家の生涯を活写

2019/6/22付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

今年2019年は、江藤淳没後20年の節目の年である。だが評者は、この忘れられた文藝(ぶんげい)批評家を回顧・顕彰するために、本書を推しているのではない。筆者・平山周吉氏は、それを完全に超える仕事をしてしまっている。どういうことだろうか。

石原慎太郎や大江健三郎、浅利慶太らと「若い日本の会」を結成する行動力をもち、同時に『夏目漱石』や『海舟余波』といった文学・歴史にまつわる批評を展開した「江藤淳」…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]