「良い心で生きよ」 母が語ったアイヌの心
差別を超え、伝統文化を受け継いだ生涯 弓野恵子

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2019/6/20付
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日本経済新聞 朝刊
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私のかあさん、遠山サキは、1928年に北海道浦河町の姉茶地区に生まれた。北海道に昔から住むアイヌ民族のひとりとして育ち、数々の民芸品や古式舞踊、言語など、アイヌ文化を伝える活動の先頭に立ってきた。

かあさんの人生に関心を持った研究者の人たちが、ときおり浦河の家を訪ねては、昔の話を熱心に聞いていった。だが、後で文章になったかあさんの話を読むと、シャモ(和人=アイヌ以外の日本人)からの差別だとか、大…

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