江戸の凸凹展 広重が描いた東京の地形

アートレビュー
2019/6/12付
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日本経済新聞 朝刊
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「名所江戸百景」は江戸後期の浮世絵師、歌川広重の最晩年の名作だ。前景に巨大なこいのぼりや梅の木などを配置して遠景と対比させる大胆な構図で知られるが、広重にこれを描かせたのはひょっとすると東京の地形だったかもしれない――。東京・原宿の太田記念美術館で「江戸の凸凹―高低差を歩く」展を見て、そんな想像をした。

同作の舞台は江戸の西側に広がる武蔵野台地から隅田川が流れる東側の低地である。西側には神田川な…

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