橋田壽賀子(20)一筋の光
戦争と女 語った「ねね」 明治から昭和 母たちの悲話
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私は軍国少女として戦時中を生きた。戦争だから人が死んでも仕方がないと思っていた。でも戦争が終わってみると、男たちが死んだ後も女たちはずっとつらく苦しい日々をくぐらなければならなかった。戦争と女という、ドラマが手をつけていないテーマがあった。
戦国時代を描くドラマの場合、有名な武将が主人公になるのが普通だが、私はずっと前から秀吉の妻、ねねの生涯に関心を持っていた。足軽の妻から大名の妻、最後は天下人...
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