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橋田壽賀子(10)就職

松竹脚本部 初の女性 「不合格に」母が会社へ手紙

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親の反対を押し切って早稲田に入った私は勘当同然で、生活費も送られて来なかった。頼りは戸越銀座の伯母だけ。一家の母屋の隣に建てた掘っ立て小屋に居候し、伯母が手がけていたアミノ酸の代用醤油(しょうゆ)を売り歩いた手間賃でその日その日をしのいでいた。そんな生活だったから、松竹がくれるという給料に引かれて受験したのが本音だ。

1000人余りの受験生の中から50人が残り、半年後に25人に絞られた。助監督候補だっ...

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