基地局とは 5G投資の中心、多くの設置場所必要
きょうのことば

2019/4/11付
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▼基地局 スマートフォンなど通信機器と音声やデータを電波でやりとりする。鉄塔を建てるスペースのない都市部ではビルの屋上に置く場合が多く、地下街や高層ビル向けの基地局もある。大容量のデータを瞬時に送受信できる次世代の高速通信規格「5G」の採用にあたって、通信各社は多大な投資が必要になる。その中心は基地局だ。

基地局は無線設備の中心(韓国サムスンの基地局製品)

基地局は無線設備の中心(韓国サムスンの基地局製品)

5Gは現行の4Gに比べて電波の飛ぶ距離が短い。従来は1つの基地局で半径数キロメートルをカバーすることもあったが、5Gでは半径800メートル程度しか飛ばない場合もある。多くの設置場所も確保しなければならず投資がかさむ。このためKDDIソフトバンク楽天の3社は電柱の上に5Gの共用アンテナを設け、共同利用する実証実験を始めた。

世界の基地局メーカーではスウェーデンのエリクソン、中国の華為技術(ファーウェイ)、フィンランドのノキアが3つどもえで競っている。米国政府は安全保障上の懸念があるとしてファーウェイ製品を使わないよう同盟国に迫り、同社はこれに反論してきた。日本の通信会社ではソフトバンクが採用してきたが、5Gでは利用しないことを明らかにしている。

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