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改元とは 新天皇即位前の新元号決定・公表は初

きょうのことば

▼改元 改元とは、元号を改めることを指す。「令和」は645年の「大化」以来、248個目。現代では元号法によって、皇位の継承(天皇の代替わり)があった場合に限り政令で定めると規定されている。明治期以降は旧皇室典範で天皇一代につき一つの元号とする「一世一元の制」が法制化された。戦後に旧典範が廃止され、新典範からは元号に関する規定が無くなった。

元号法の成立は1979年6月。元号が法的根拠を失った状態が続けば「昭和」限りで元号がなくなる、との懸念を強めた民間団体の運動が広がり、法制化に至った。戦前まで元号は天皇の勅定事項だったが、同法により決定権が政府に移行した。昭和末期、政府は秘密裏に有識者に新元号の考案を委嘱。昭和天皇の逝去後、複数に絞り込んだ案を有識者や衆参両院の正副議長、全閣僚などで協議し、「平成」に決まった。

天皇の退位に伴う改元は憲政史上初めて。新天皇の即位前に新元号を決定して公表したのも歴史上初めてだ。新元号は将来的に新天皇のおくり名(追号)にもなり、元号を定める政令に現在の天皇陛下が署名することに保守層からの批判も少なくない。このため安倍晋三首相は2、3月、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、新元号の候補案を示すことで、格別の配慮を示したもようだ。

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