2019年5月19日(日)

芸術家が愛した音の風景(6) ロダン「マーラー」
ドイツ文学者 喜多尾道冬

美の十選
2019/3/29付
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日本経済新聞 朝刊
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ロダンも相当の音楽通だった。だがそのころパリの知識階級でもてはやされていたワーグナーを避け、バッハやモーツァルト、ベートーヴェンら古典音楽に入れこんだ。

当時の美術界は流動性と装飾性を特徴とするパリのアール・ヌーボー、ウィーンのユーゲント様式がモードで、ロダンの彫刻やマーラーの音楽におなじ傾向が認められる。

だからロダンはユーゲント様式に関心を抱いてウィーンを訪問したことがある。そのおりマーラー…

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