2019年5月21日(火)

企業統治とは 不祥事防止ねらい導入

法務・ガバナンス
2019/3/28付
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▼企業統治 株主など企業の利害関係者が経営者を監督し、企業を統制する仕組みのこと。英語ではコーポレートガバナンスと呼ぶ。もともとは不祥事を防ぐ目的で導入。近年は株主の意見を反映し、収益性や競争力を高め企業価値を向上させるためガバナンスを強化する動きが進んでいる。取締役の報酬を決める報酬委員会や候補を決める指名委員会などの委員会を作る動きも活発化してる。

海外投資家比率の上昇や東芝の不適切会計が発覚したことなどを契機に日本企業の企業統治が強化された。15年には改正会社法が施行、東京証券取引所と金融庁が上場企業に対し守るべき原則を規定したコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)を策定。社外取締役の比率が高まり、より経営者を監督する体制が整った。

18年6月のガバナンス・コード改定では経営者の後継候補の計画的な育成や役員報酬の透明性向上を促す内容が盛り込まれた。日産自動車にはこれまで指名委員会も報酬委員会もなく、そのことがカルロス・ゴーン元会長への過度な権力集中を招いたとの批判もある。

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