2019年6月19日(水)

ラグビー

反則連発、改善が急務 サンウルブズ5敗目
大会除外、失われる学びの場

2019/3/25付
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スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは23日、シンガポールでライオンズ(南アフリカ)と戦い、24-37で敗れ、1勝5敗となった。2021年に大会から除外されることが決まってから初めての試合を、勝利で飾ることはできなかった。

ライオンズ戦に先発出場した山中。ブラウンHCは「非常にいいプレーだった」と評価した(23日、シンガポール)=AP

ライオンズ戦に先発出場した山中。ブラウンHCは「非常にいいプレーだった」と評価した(23日、シンガポール)=AP

除外が選手に告げられたのは2日前。「今できることをしっかりやろうと話し合った」とフッカー坂手。昨季準優勝の強豪に後半12分まで2点差で食らいついた。ただ、今季多発している反則はこの日も12と多かった。密集戦で後手に回り、倒れた選手がボールを離せない。ボールを持たない相手へのタックルなどうかつな行為も目立った。

反則はスクラムでも3度発生。点差が開くきっかけとなったのがマイボール時に犯したものだった。坂手が足で後ろに送ったボールが味方に当たり、前に戻る。「焦って押そうとしたところでカウンターを食らった」と坂手。「スクラムの後ろの5人といいコミュニケーションを取りたい」と修正を誓う。代表でも共通する問題だけに、改善は急務だ。

ライオンズ戦に先発出場したサンウルブズのPR具智元(23日、シンガポール)=AP

ライオンズ戦に先発出場したサンウルブズのPR具智元(23日、シンガポール)=AP

こうした課題を浮き彫りにし、毎週、試行錯誤できる場がSRだった。参戦継続の意欲が乏しい日本ラグビー協会の方針が響き、この学びの場は失われる。定着した「オオカミの遠ぼえ」の応援や、ノーサイドの笛まで響いていた子どもらの声援も、また消える。

(シンガポール=谷口誠)

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