十八世紀京都画壇 辻惟雄著 近代に至る「再生」の百花繚乱

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2019/3/16付
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日本経済新聞 朝刊
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辻氏の描く美術論には常に、絵師が生きた時代への眼差(まなざ)しがある。本書において、個性豊かな画家たちが活躍した18世紀の京都を「小さなルネサンス」と捉えてらっしゃることからも、それは明らかであろう。

池大雅、与謝蕪村、円山応挙に若冲、芦雪、蕭白……出自も性格も、むろん画風もばらばらな絵師たちがさして大きくもない京都の町に集まったのは、決して偶然ではない。当時の美術界が抱えていた類型化の傾向や京…

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