密集市街地とは 火災の危険性高く避難困難
きょうのことば

2019/3/11付
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▼密集市街地 木造住宅が密集し、地震時に火災が延焼したり避難が難しくなったりする危険性が高い市街地。政府が2011年3月に公表した住生活基本計画で「2020年度までに地震時等に著しく危険な密集市街地(面積)をおおむね解消する」と目標を定めた。

国の示す「延焼危険性」と「避難困難性」の2つの指標に基づき自治体が該当地区を報告する。古い建物が密集する地域のうち、道路や公園、耐火性の高い建築物の合計面積が地区面積の40%未満であると、延焼の危険性が高いとされる。道路の広さや行き止まりの有無から地区の外へ避難できる確率が97%未満であると避難が困難とされる。いずれか一つが該当した地区が原則、対象となる。

自治体は道路や公園を整備し、耐火性の高い住宅への建て替えを促している。東京都は「木密地域不燃化10年プロジェクト」で特区制度を設け、20年度に延焼危険性の指標で国の基準を上回る70%にする目標を掲げた。大阪府は「密集市街地まちの防災性マップ」で不燃化の進捗を公表している。

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