五百旗頭真(26)妻の旅立ち - 日本経済新聞
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五百旗頭真(26)妻の旅立ち

がん通告「私でよかった」 激務の支え 家族と最期の時

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東日本大震災から防大退任までの1年間は異常な激務だった。退任2カ月後に、その咎(とが)を受けた。胆のうが育てた石が暴れ出て、十二指腸への出口を塞いだ。温かい胆汁のたまりは菌を発し、全身が高熱で震えた。神戸大学病院での手術が際どく間に合って、敗血症による死を免れた。生まれて初めての入院生活となった。

私より4歳若い妻は元気に看病してくれたが、2013年2月、義母のお葬式を終えた後、腹部に違和感を訴...

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