AIと超人類の時代 弱者がもつ強み
小林慶一郎 慶大教授
[有料会員限定]
ポイント
○技術進歩による格差の拡大は反転縮小も
○AIが発展しても社会は多様であり得る
○民主主義の適切な補正を求めたハイエク
○技術進歩による格差の拡大は反転縮小も
○AIが発展しても社会は多様であり得る
○民主主義の適切な補正を求めたハイエク
歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は話題の書「ホモ・デウス」で、テクノロジーの発展によるディストピア(反理想郷)のビジョンを描いて警鐘を鳴らしている。
人類のごく一部の富裕層が人工知能(AI)とバイオテクノロジーの力で超人類(ホモ・デウス)にアップグレードされ、現生人類のまま取り...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2756文字