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東方見聞録の変遷解く

内容異なる写本200以上、代表版を翻訳し比較 高田英樹

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ヴェネチア共和国の商人の息子マルコ・ポーロは24年にわたって東方に旅し、インドのさらに東のカタイ(北中国)で大君クビライに仕え、南の大洋を回って1295年、故郷に帰ってきた。その驚くべき話をジェノヴァの牢(ろう)でポーロから聞いたピーサの騎士物語作家ルスティケッロは一編の書を編んで「世界の記」と名付ける。

こうして「東方見聞録」が誕生するのだが、世に出るやたちまち人気を博し、色々な言語に訳される...

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