2019年6月19日(水)

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ラグビー7人制・坂井、国際大会に史上最多出場

2019/1/31付
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ラグビー7人制日本代表の坂井克行(30、豊田自動織機)が、主要国際大会への出場回数で日本の新記録となる53大会に到達した。メダル獲得を目指す2020年東京五輪の前に、まずは個人の金字塔を立てた。

東京五輪でのメダル獲得を目標にチームを引っ張る=日本ラグビー協会提供

東京五輪でのメダル獲得を目標にチームを引っ張る=日本ラグビー協会提供

26~27日にニュージーランド(NZ)で行われたワールドシリーズ(WS)第3戦。坂井は全5試合に出場した。チームは全敗に終わったが、個人の新記録をつかんだ。

7人制が16年リオデジャネイロ五輪で正式種目になっても「ラグビーは15人」のイメージが根強いなか、坂井は「僕はセブンズに育てられた」と胸を張る。

早大4年の時、7人制代表に初招集。スペースが広いこの種目は、15人制にも通じる「速さ」を磨く絶好の場だった。これが大学での定位置獲得につながり、社会人2年目には7人制代表の主将に抜てきされた。以来、抜群の安定感で司令塔を務める。30歳の今も1大会の最大全6試合にフル出場できる貴重な存在だ。

代表人生は山あり谷あり。リオ五輪ではNZから金星を挙げ、4位に躍進。昨年のワールドカップでも、五輪王者のフィジーにリードして前半を終え、成長をうかがわせた。

現在は谷に当たる。今季のWSは五輪予選を兼ねる。日本人しか出られぬ上、帰化選手の招集にも支障が出た。WSは3戦までの計16試合で1勝。総合順位を上げないとWS全大会に出場できるコアチームから陥落。開催国として五輪は出場できても、強化の場を失う。

ただ、ベテランは一喜一憂しない。同じく和製チームで臨んだ4年前のWSは今季同様に勝てなかった。NZ大会前には当時の教訓を説き、「まずは一つ一つの練習で世界を意識しよう」と仲間に意識の向上を訴えた。

「ミスターセブンズ」と呼ばれる立場になり、この種目の未来も考えるようになった。「子供らが15人制の代表じゃなく、セブンズの代表になりたいと言えるようにすることが僕の夢」。まず必要なのが東京のメダルだ。「ハードルは高いけどそこを目標にするとチームで決めた」。背中でも言葉でも引っ張る大黒柱がいるチーム。ゴールまで走り続けることは間違いない。

(谷口誠)

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