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韓国ウォン、下落懸念が後退 米国への資金流出、変化も

通貨番付

韓国の通貨ウォンの下落懸念が後退している。米韓金利差拡大を手掛かりに2018年10月に1ドル=1147ウォンまでウォン安が進んだが、11月末の韓国の利上げもあって、その後はじわじわと上昇。直近は1ドル=1130ウォン前後で推移する。

韓国新韓金融投資の河建炯(ハ・ゴンヒョン)氏は、19年のウォン相場は対ドルでゆるやかに上昇し、通年平均1100ウォン前後で推移するとみる。「米中貿易戦争を巡る交渉の長期化で米国経済にも悪影響が見え始めたため、韓国の資金が米国に向かう流れが変わる」と説明する。

ウォンは18年4月に韓国の好調な半導体輸出をうけて1ドル=1053ウォンをつけた。19年は半導体輸出が減少し韓国経済の減速が予想されるが、直近のウォンの相場は米国発の要因に左右されるためウォン安の材料になりにくいとの見方が多い。

(ソウル=山田健一)

18日までの1週間の外為市場で英ポンドが最も上昇した。ブレグジット問題を巡り、投機筋からの買い戻しが優勢だった。

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