アルゴリズム取引とは 自動で売買、進む高速化
きょうのことば

2019/1/4 2:00
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▼アルゴリズム取引 外国為替市場や株式市場で、あらかじめ定めた条件にしたがってコンピュータープログラムが自動で売買のタイミングを決めて注文を繰り返す取引。ディーラーやトレーダーら人による取引に比べて、売買は高速になる。1990年代ごろから海外の機関投資家を中心に始まったとされる。

アルゴ取引を主に手がけるのは商品投資顧問(CTA)といった投機筋だ。トレンドに追随して淡々と売買を繰り返す投資手法を得意とする。市場参加者が少ない年末年始などの薄商いの際にはアルゴ取引によって相場が変動しやすくなる。要人発言やニュースの見出し、中央銀行の公表文などからキーワードを抽出して、売買をしかけるアルゴリズム取引もある。

2018年1月や3月に日銀の黒田東彦総裁による金融緩和の出口に関する発言を受けて、円高・ドル安が進んだ際もアルゴ取引が影響したとみる市場関係者は多い。日銀もアルゴ取引を警戒している。18年7月の政策修正では、アルゴリズムに緩和の出口方向の政策と受け取られないように公表文を工夫したとされる。

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