服薬指導とは 処方薬を渡した後の「継続」に課題
きょうのことば

2018/12/25 2:00
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▼服薬指導 薬剤師は患者に処方薬を渡す際に、薬の適切な使用法や副作用などの情報を対面で伝えなければならない。薬剤師法などで義務として規定されている。薬を渡す時だけでなく、かかりつけの薬剤師として服用期間中の患者に継続的にかかわり、処方内容の改善などにもつなげている。残薬の解消は医療費の伸びの抑制にもなる。

しかし継続的な服薬指導が十分にできているとは言いがたい。調剤薬局を対象にした厚生労働省の調査によると、薬を渡したあとの服薬指導について8割が必要だと感じているものの、実施しているのは4割にとどまっている。患者宅への訪問などをする薬局も半数余り。主な理由は小規模な薬局が多いことによる人手不足だ。

服薬指導は対面が原則で遠隔はあくまで例外となる見通し。だがオンライン化により薬剤師の業務が効率化され、継続的な服薬指導をしやすくなる。処方薬の履歴などをスマートフォン(スマホ)で確認できる「電子版お薬手帳」の普及にもつながりそうだ。

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