2019年7月21日(日)

大拙 安藤礼二著 東と西つなぐ思想の可能性

批評
2018/12/8付
情報元
日本経済新聞 朝刊
保存
共有
その他

本書は、没後50年を経て、なお盛り上がりを見せる鈴木大拙研究に掉(さお)さしながら、その仏教哲学の可能性の全体を描き出そうとした野心作である。体裁が「批評文」として貫かれているのは、自らの「解釈」によって「伝統」の解体と再構築を果たし、そこに新たな人間像を生み出そうとする著者の熱意によるが、それはそのまま大拙の熱意でもあった。

文明開化を迎えた明治日本において、第四高等中学中退の大拙は、その制度…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。