業績連動報酬とは 日本、米英に比べ比率低く
きょうのことば

2018/12/6 2:00
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▼業績連動報酬 役位などで額が決まる固定報酬と異なり、ある指標に連動して額が変わる報酬のこと。単年度の利益などに連動する短期型と、中期計画の目標達成などに対応する中長期型がある。ストックオプション(株式購入権)などの株式報酬も、株式を手に入れたり売ったりできる期間を将来時に設定することが多く、中長期の業績連動報酬に区分される。

2015年6月に上場企業への適用が始まったコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)では、経営者に企業価値向上を促すような報酬の整備を求めた。具体的には中長期的な業績と連動する報酬の割合や、現金報酬と自社株報酬との割合を適切に設定することを求めている。

ウイリス・タワーズワトソンがまとめた17年度の日米欧の最高経営責任者(CEO)報酬調査(大企業の中央値)によると、日本は報酬全体に占める業績連動報酬の比率が52%。16年度から10ポイント上がったものの、米国(90%)、英国(76%)にはとどかない。業績連動報酬の比率を高める一方、制度の適切さを評価できるよう情報開示の充実も課題だ。

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