悲劇の記憶を身体で継承 回顧2018 演劇

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2018/12/4付
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日本経済新聞 朝刊
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平成の30年を終えること、それは昭和の戦争を知る世代がいなくなる現実を改めて知らしめる。亡くなった演出家、浅利慶太が最後に取り組んだ演目は、日中戦争のミュージカル「李香蘭」だった。焼け跡に劇団四季の旗を掲げた初志が、戦争の悲劇をえぐる逸話から伝わってきた。

記憶をどう継承するか。生身の身体で表現する演劇の力が試されている。その点、井上ひさしの遺志を受け継いだ長崎の被爆者の物語「母と暮せば」(畑澤…

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