企業年金とは 公的年金に企業が上乗せする制度
きょうのことば

2018/11/29 2:00
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▼企業年金 企業が公的年金に上乗せする形で従業員のために設ける任意の年金制度。日本の年金制度は3階建ての構造で、1階部分は全ての国民が加入対象の国民年金、2階部分は会社員らが自らの報酬に応じて受け取る厚生年金。企業年金はこの上の3階部分にあたり、企業が福利厚生などの一環で実施している。

企業年金には大きく分けて「確定給付型」と「確定拠出型」がある。将来の給付額を約束するのが確定給付型だ。運用実績が予定した利回りを下回った場合、企業が資金を追加で拠出する。従業員が自分で運用商品を選ぶのが確定拠出型だ。預金や投資信託などから従業員が選択する。運用結果で将来の給付額が変わり、受け取る年金が減ることもある。2017年からは第3の企業年金「リスク分担型」も登場。企業が掛け金を多く出す代わり、大きな運用損失が出たときは給付減額が可能だ。

公的年金は現役世代が納める保険料を高齢者に回す「仕送り方式」で成り立っている。現役世代が減るなか、将来の年金制度を維持するには公的年金の給付額の抑制は避けられない。個人年金を含め、私的年金の重要性が増している。

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