大航海時代の絵画(9) 「板踏絵(ピエタ)」
東京国立博物館主任研究員 鷲頭桂

2018/11/26 6:00
情報元
日本経済新聞 朝刊
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今回は絵画ではなく金属製のレリーフ、いわゆる「踏絵」として知られる遺物を紹介する。

東京国立博物館には、江戸幕府の禁教令により、キリスト教信徒から没収され、長崎奉行所で厳重に管理されていたキリシタン関係の品々が所蔵されている。この踏絵もその一つである。十字架から降ろされたキリストの遺骸を聖母が抱きとめ、悲しむ場面が表されている。背景には、十字架の一部と、エルサレムの町とおぼしき塔やドーム型の建築…

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