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森喜朗氏「日本のラグビー、後発組でない」
日本ラグビー協会名誉会長

2018/11/20付
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ラグビーとビジネスをテーマにしたフォーラムが10月31日、東京都内で開かれ、日本ラグビー協会の森喜朗名誉会長がラグビーの魅力などについて講演した。

森喜朗氏

森喜朗氏

ラグビーの特長は、一度見たらやめられなくなるところだ。やったら絶対やめたくない。年を取ってもやりたい。80、90歳になってもやっている。どうやってケガしないようにやるのか。(選手のはく)パンツの色が違う。自分より年齢が高い人が走っていると思ったら、タックルしないようにしたりする。あれだけ大胆でありながら、心細やかにやらなきゃならない。だから面白い。

見ていてもそう。試合をご覧になると分かるが、スタンドの風景が野球やサッカーと全く違う。極めて家族的。みんなで見て楽しんでいるのがラグビー独特の雰囲気だ。

英国中心の伝統国は我々を「後発国」という。違うんですよ。記録によって色々あるが、日本のラグビーは120年の歴史を持つ。

京都の下鴨神社の中に馬場がある。そこでやぶさめが行われたりする。その糺ノ森にある馬場で1910年だったろうか、慶大と三高(今の京大)がラグビーをした。

それを日本のラグビーの「第一蹴の地」として、下鴨神社の神主さんがラグビーの社をつくっておまつりされ、一生懸命、宣伝していらっしゃる。

「第一蹴の地」の碑のそばに再興された下鴨神社の雑太社

「第一蹴の地」の碑のそばに再興された下鴨神社の雑太社

日本のラグビーは古い歴史があるのに、英連邦は後発組としてラグビーの歴史に入れていない。だからW杯の誘致を命懸けでやった。初めてアジアでできることは本当に素晴らしい。

それができるだけで私の人生は良かった。政治家もやった。評判も良くなかったが総理大臣もやった。でも一番良かったのは、ラグビーW杯が来年行われること。

がんを患っていていつ倒れるかわからないが、もう何も後顧の憂いなし。御手洗さんをはじめ、経済界がバックアップしてくれていることに感謝したい。日本の次を担う若者に対して何をしなければならないか、という見地に立ってラグビーを応援してもらいたい。

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