琉球の記憶 クバ笠を編む
王国時代から伝わる島の民具 手探りで制作始め 金城忍

2018/11/15 6:00
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日本経済新聞 朝刊
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クバ笠は畑や漁に出るときにかぶる、沖縄の伝統的な民具だ。来月から刈り取りが始まるサトウキビの収穫でも、もちろん活躍する。材料のクバ(ビロウ)はヤシ科の高木で、地元では街路樹としてよく見かける。私はクバ笠職人の3代目。沖縄本島の職人は祖父の時代には40~50人いたと聞くが、現在は私一人になった。

クバの葉は掌状に広がり、先が細かく分かれている。直径1メートル近くある大きな葉を乾燥させて、輪の形にし…

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