2019年6月17日(月)

今夜はひとりぼっちかい? 高橋源一郎著 戦後文学更新のための闘い

批評
2018/10/27付
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日本経済新聞 朝刊
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高橋源一郎は常に闘っている。

初期においては小説という形式に対して、やがては日本文学の歴史に対して、そして今世紀に入ってからは小説を読まなくなってしまった日本社会全体に対して。

前作『日本文学盛衰史』は、その生成の特殊性ゆえに積み残されてしまった近代日本文学の課題が、現代社会の諸問題と密接に結びついていることをひもといた名作であった。

今作「戦後文学篇(へん)」では、小説が読まれなくなった、とり…

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