2019年6月18日(火)

江戸の芝居小屋(7) 歌川国輝「一守九字成大漁」
国立劇場主席芸能調査役 石橋健一郎

美の十選
2018/10/11付
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日本経済新聞 朝刊
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歌舞伎は「せり」や「回り舞台」などを世界に先駆けて考案し、独自の舞台機構を完成した。これらは、観客の目の前で舞台の光景を一変させるダイナミックな演出に用いられるものである。花道に設けられたせりは、とくに「すっぽん」とよばれ、特殊な霊能力者の登退場などに使われる。

「一守九字成大漁(いちのもりくじらのおおよせ)」は三大名作の一つとされる「義経千本桜」を増補した作。慶応3年(1867年)7月の守田座…

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