新卒一括採用とは 日本独特の慣行、欧米は通年
きょうのことば

2018/10/10 2:00
保存
共有
印刷
その他

▼新卒一括採用 企業が特定の時期に卒業予定の学生を集中して選考し、在学中に内定を出す雇用慣行。卒業後に一斉に入社して仕事をはじめる。終身雇用や年功賃金と一体となった日本型雇用システムの一つで、戦後の経済成長を支えた。欧米では通年採用が一般的で、世界的に見れば独特な慣行といえる。

大正時代に始まったとされる。戦後の復興期に人手不足に対応するため、1953年には政府や大学、産業界が採用開始時期を申し合わせた。ルール破りが横行したため96年に倫理憲章ができたが、その後も見直しが相次いできた。当初は内定日のみが規定されていたが、就活の早期化を止めるために説明会や面接の日程も規定するようになった。

現在は経団連が企業が自主的に守るルールとして定める「就活ルール」に則り採用活動の時期が決まっている。20年春入社まで適用の現行ルールでは説明会を3月、面接を6月に解禁し内定は10月としている。

【関連記事】
新卒一括採用、転機に 経団連が就活ルール廃止発表
経団連の就活ルール、なぜ廃止? 3つのポイント
就活、崩れる「10月1日内定式」 メルカリは入社日
保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]