ZOZOSUIT 体形分かれば試着不要
チャーリーの丸わかりビジネスモデル(8)

2018/10/11 6:30
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NIKKEI MJ

「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」は採寸用のボディースーツで、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOが手がける。

これまで服をインターネット経由で購入する最大の悩みは、試着ができないこと。サイズが合うかどうかがわかりづらかったことにある。ゾゾスーツは、着るだけで身体のサイズが自動で計測されるというシンプルなソリューションで世間を驚かせた。しかも、ボディースーツを無料配布して話題を呼んだ(実際は送料200円がかかる)。

同時期発表したプライベートブランド(PB)「ZOZO」は、ゾゾスーツで計測した体形データから「あなたのサイズ」の商品を提供する。このタイミングで満を持してPBを公表するあたりも抜け目がない。

ゾゾスーツは世界72カ国・地域から注文できる。世界中から集まる計測データは、ZOZOにとって有用な資産となる。通販サイトにとって「顧客のサイズがわかっている」ことは大きな強みだからだ。

着るだけで採寸できるのは、スーツ全体に施された約300~400個のドットマーカーをスマートフォンカメラで360度撮影し、読み取っているから。全身24カ所の寸法をゾゾタウンアプリに保存できる。アプリでは自分と同じ身長や体重の人の平均値と比較することも可能だ。

「カジュアルもフォーマルもベーシックウェアはすべてZOZOでそろう」ことを目指し、Tシャツやデニム、ビジネススーツと相次いで新商品を発表している。

[日経MJ2018年10月10日付]

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