2019年9月17日(火)

江戸の芝居小屋(4) 駒井美信「芝居桟敷」
国立劇場主席芸能調査役 石橋健一郎

美の十選
2018/10/4付
情報元
日本経済新聞 朝刊
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神楽、田楽、猿楽など、古代から中世の野外舞台にも、貴賓席としての桟敷があった。近世の芝居小屋の桟敷もそれらを継承したもので、高額料金の特等席である。桟敷で見物するほどの客なら、なじみの芝居茶屋を通して予約をし、観劇当日も茶屋から送られて来た。客が桟敷へ入ると、送りの者が、持参した毛氈(もうせん)を手摺(てすり)に掛ける。これもさりげない特権意識の誇示であろう。毛氈の柄は茶屋によって異なっていた。

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