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キャッシュレス決済とは 日本、比率2割にとどまる

きょうのことば

▼キャッシュレス決済 紙幣と硬貨を使わない決済方法のこと。(1)あらかじめ入金する「プリペイド」(前払い)(2)デビットカードやQRコードなど預金口座から直接引き落とす「リアルタイムペイ」(即時払い)(3)クレジットカードに代表される「ポストペイ」(後払い)――に大別できる。カードに加え、スマートフォンによる決済も普及している。

現金志向が強い日本はキャッシュレス決済の比率が約2割と海外より低い。都内でクレジットカードを使える飲食店は3分の1程度にとどまるとの調査もある。経済産業省によると、韓国は約9割、中国は6割、米英も5割前後に上る。政府は2025年までに4割まで高める目標を掲げている。

増え続ける訪日外国人客の利便性を損ねているとの指摘もある。経産省の調査報告書は「現金しか使えないことに不満を持つ外国人観光客は4割存在する」と指摘。カード支払いができるよう環境を改善しなければ、外国人の消費需要を取りこぼし、1.2兆円規模の損失が発生すると試算している。

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