2018年11月21日(水)

立原道造 故郷を建てる詩人 岡村民夫著 文学と建築が共存する思索

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2018/9/8付
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日本経済新聞 朝刊
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ヒアシンスハウス! その名をもつ建物が実在することを、うかつにも知らなかった。設計者は立原道造(1914~39年)。彼の死後65年を経て、遺志を継ぐように建てられたわずか5坪の極小住宅だ。本書が収めるその写真に心を奪われた。昭和初期の浦和郊外には画家たちが多く住んだのだという。別所沼の畔(ほとり)に若き詩人は自分の「あたらしいふるさと」を見出(みいだ)すつもりで、この家を構想した。片流れの屋根を…

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