2018年11月15日(木)

資本主義の精神分析 T・セドラチェク、O・タンツァー著 病理の起源は人間の本性に

批評
2018/8/18付
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日本経済新聞 朝刊
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本書は、資本主義の抱える病理と、個々のプレーヤーの精神分析を軸に、現代の経済システムを、経済と心理の両方の論理で理解しようとする。人間の本質を解明する手立てとして、古代から伝承されてきた神話を材料にし、感情や本能の細かな分析によって深層心理に迫っている。

まず、資本主義の病理として、(1)欲望を人工的に発生させる(2)破壊するために生み出し、生み出すために破壊してしまうという自己目的のための労働…

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