特許紛争、早期の解決を ランドール・レーダー氏
元米連邦巡回区控訴裁判所長官
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2014年に辞任するまでの24年間、米国で知的財産訴訟の二審を扱う唯一の裁判所の判事を務めた。特に特許訴訟は、先端技術の覇権を争うグローバル企業が激しくぶつかり合う分野だ。
最近目立ったのは、7年以上続いた係争に6月下旬ようやく終止符を打った、米アップルと韓国サムスン電子のスマートフォン(スマホ)特許をめぐる争いだ。米国を中心に10カ国以上で泥沼の訴訟合戦を繰り広げた両者が、支払った費用と労力は...
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