スペイン 描かれた音楽(5) フォルトゥーニ「アラブ人音楽家たち」
国立西洋美術館主任研究員 川瀬佑介

2018/7/20 6:00
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日本経済新聞 朝刊
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19世紀のスペインでは、フラメンコやイスラム建築など自国内の「他者」による文化遺産を、また別の「他者」が発見し評価した歴史がある。グラナダのアルハンブラ宮殿はその象徴の一つ。ロマン主義の流行でイスラム世界への関心を高めていた米英仏の旅行者たちによって見いだされた。

カタルーニャ生まれのマリアノ・フォルトゥーニは、スペインのイスラム文化遺産に着目した最初の重要なスペイン人画家である。モロッコ旅行の…

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