2019年7月19日(金)

響き合うことばと絵(8) 「桜紅葉に短冊図屏風」(部分)
武蔵野美術大学教授 玉蟲敏子

2018/6/19 6:00
情報元
日本経済新聞 朝刊
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現代では、かろうじて七夕の笹(ささ)飾りに残るが、かつて短冊などに祈りを込めて和歌をしるし、木の枝に結ぶ風習があった。木の種類はさまざまで、後水尾天皇の皇后、東福門院和子の御遺物の伝承をもつ『桜紅葉に短冊図屏風』では右隻の満開の桜、左隻の色づく紅葉にひらひらと軽快に短冊を結い付ける。

それぞれに、『古今和歌集』から『新続古今和歌集』までの勅撰(ちょくせん)和歌集より選んだ桜と紅葉の和歌40首が書…

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