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歴史は現代文学である イヴァン・ジャブロンカ著

「私」を組み込む語り方を提唱

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歴史学と文学は、ときに葛藤をはらみながら、強い繋(つな)がりをもってきた。それは日本でも外国でも同じである。だからこそ、時代の変化にそくして、両者の関わり方を問い直す著作が書かれる。本書はそうした本のひとつ。著者は近現代史を専門にする、フランスの気鋭の歴史家である。

19世紀はじめ、国家の成立や国民の経験を理解し、語るための学問として歴史学が成立する。ただしこの時点では、歴史家は文学をしばしば参...

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