2018年5月22日(火)

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ルーマニアW杯出場取り消し 混乱生んだ「自己責任」
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2018/5/17付
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 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本と対戦する予定だった欧州代表ルーマニアの出場権が取り消され、ロシアが繰り上がることが発表された。

 ラグビーの選手は、国籍を持たない国の代表チームでもプレーできる。その国に3年以上住むことなどが条件で、3カ国以上の資格を持つ選手も珍しくない。一方、ある国の代表や準代表(20歳以下代表など)、7人制代表として出場すると他国のジャージーを着られない縛りもある。複雑な状況の中、WRは代表資格の確認を各国のラグビー協会に委ねてきた。

 ルーマニアがWR側に提出した説明に悲哀がにじむ。“容疑”は7人制のトンガ代表歴のある選手をW杯予選で起用したこと。事前に行った確認として、トンガ協会へのメールのほか、オンライン百科事典「ウィキペディア」や、テレビ局のウェブサイトも挙げた。

 違反は計3カ国に連鎖。いずれもW杯への道を絶たれたが、これほどの厳罰ならWRがデータベースをつくり、管理すべきだったのでは。日本ラグビー協会も2016年、確認不足で資格のない選手を代表に呼んだから人ごとではない。

 日本と開幕戦で当たることになったロシアはルーマニアより格下。初の8強進出を狙う日本はこの試合に勝ったうえで格上からの白星が必要で、星勘定に大きな影響はない。ただ、ルーマニアを応援するつもりのファンもいたはず。本番まで1年強となっての混乱は、盛り上がりに水を差しかねない。

(谷口誠)

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